沖縄観光の魅力を国際通りの中心から世界へ発信

ホテルパームロイヤルNAHAは、国際通りの中心に位置し、ショッピングや観光スポットへのアクセスが快適なホテル。アジアン香る心地よい空間と心からのおもてなしにより、沖縄観光に最適な滞在を提供している。

埼玉県出身の山下さんは、前職で培った17年の経験を活かし、現在は予約管理やマーケティング業務を担当。新しい環境に積極的に挑戦している。

Q.山下さんの前職について教えてください

#01: 埼玉県出身の私は旅行が趣味で、慶良間諸島の一部である阿嘉島への憧れから、沖縄への移住を強く志しました。地元の知人が沖縄でダイビングインストラクターをしていた縁を頼りに、2005年に念願だった阿嘉島に移住。紹介いただいた仕事は、ダイビングや水上ジェットスキーなどのマリンアクティビティを提供する会社で、17年にわたり予約受付の業務を経験しました。

Q.前職からホテル業界を目指したきっかけについて

#02: 長らく前職に従事しましたが、体力的な問題や今後の展望を考えた結果、今回の決断に至りました。観光業以外の道も模索しましたが、離れてみて改めて観光業の素晴らしさを実感しました。ホテル業界を選んだ理由は、旅行と同じく一期一会のような貴重な出会いがあると感じ、また、これまでの予約受付業務の経験を活かせると考えたからです。現在は迎える側として、人との出会いを大切にし、ホテルならではのおもてなしを提供しています。

Q.ホテルパームロイヤルNAHAを選ばれた理由とは

#03: 阿嘉島から那覇に足を運んだ際、実はこちらで宿泊した経験がありました。入り口に足を踏み入れると、アジア諸国の古美術やヨーロッパのモダンアートが出迎え、まるで美術館のような雰囲気が印象的でした。宿泊したお部屋もアジアンテイストで広々としており、ゆったりとくつろげた思い出があります。自身が実際に宿泊して魅力に感じたことが、ホテルパームロイヤルNAHAを選んだ理由です。

Q.お仕事内容を具体的に教えてください

#04: 主に、個人のお客様や旅行会社からの団体予約の受付や管理を担当しています。また、マーケティング業務も担当しており、ホテルの公式サイトの更新やOTA（オンライン上の旅行会社）の管理も行っています。多様な予約チャンネルを通じて、受付を管理し調整する業務は非常に複雑であり、宿泊状況が頻繁に変動するため、常に現状を把握しながらも迅速な判断力が求められます。前職の経験が大いに役立っており、業務に取り組むにつれ、自己の成長を日々感じています。

Q.お仕事のやりがいについて

#05: 移住前に勤めていた会社では、一般のお客様とは交流が一切ない部署だったため、バックオフィスとは言えダイレクトにお客様のお声をいただける職場環境にはとてもやりがいを感じます。特に旅行先での不安や宿泊における相談など、お客様と情報を共有しながら課題解決に取り組むことで、沖縄観光の一コマとなる笑顔を引き出せる瞬間は何よりもやりがいです。

Q.盛り上がりを見せる沖縄観光について

#06: 特に世界各国から観光客が集まる沖縄では、異なる文化や言語を持つゲストと交流する機会が増えます。これは、多様なバックグラウンドを持つ旅行客に、沖縄ならではの心温まるおもてなしを提供すると同時に、地域のアイデンティティや独自性で形成された沖縄ならではの伝統や文化に触れていただく機会でもあります。異なる文化への理解が深まることで、沖縄観光を通じた文化交流が促進され、訪れる人々がより意味深い経験を享受できます。

Q.沖縄の観光業界で面白いと感じる点とは

#07: 沖縄という島国では、全県民が一丸となり、観光地としてのブランド価値向上や他の観光地との差別化を図る努力の部分に感動しました。特に、琉球料理や琉球舞踊など、沖縄ならではの特有性の強調は、インバウンドにとって非日常的な魅力あふれる体験となっておりとても面白いです。また、美しい自然やリゾートなど、多様な観光需要に応じて展開されるマーケティングも、沖縄ならではの強みと考えています。

Q.地元のホテルとして観光客にどのような価値を提供していると考えますか

#08: 私たちホテルパームロイヤルNAHAは那覇市の中心という立地を生かし、沖縄最大の繁華街である国際通りや、那覇観光の拠点である牧志公設市場や壺屋やちむん通りなど、沖縄観光に最適なアクセスを提供しています。また、県内でも珍しい地上プールは、クラシカルピンクの壁が非日常な隠れ家を演出しており、夜は国際通りの夜空を眺めながらナイトプールやBBQなど、都心のオアシスを満喫できます。スタイリッシュで忘れられないタイムレスなひとときを提供しています。

Q.ホテルパームロイヤルNAHA国際通りが取り組むCSRについて

#09: 私たちはダイバーシティアイランド沖縄の実現を目指し、さまざまな啓発活動を行っています。LGBTQフレンドリーホテルとして宣言し、2016年にはホテルとして九州沖縄で初めてのジェンダーフリートイレを設置、2021年にはピンクドット沖縄の法人化に伴い、当総支配人の高倉が初代理事に就任しました。また、当館ではバイオマス電力使用によるCO2排出の削減や、プラスチック資源循環促進法に基づき、プラスチックアメニティをバイキング形式としています。サステナビリティに取り組むことで、今後の沖縄観光の発展に寄与できると考えています。

Q.読者にメッセージをください

#10: 観光業に多くの年月を捧げ、その奥深い魅力に触れ続けてきました。その魅力は、沖縄の風土と相まって何倍にも膨らみます。これを読み観光業に興味が湧いた方、挑戦のドアはいつでも開かれているし、その先に広がる可能性は無限です。ぜひこの素晴らしい世界に参加していただき、一緒に沖縄観光を盛り上げていきましょう。